折原文庫

SMiLE
2004.10.27

さーて、長かった風邪もなおったし、止まってた日記を更新しようかとふとサトーさんの独り言を読んだら、すっかり書こうと思っていたテーマがかぶってしまった。しかしながらこれは書かずにいられまい。

そう、制作途中で止まってしまい、長く幻のアルバムとして音楽史とブートレッグ史に記憶されてきたビーチボーイズの『スマイル』が、なんと37年の時を経てブライアン・ウィルソンによって完全新録で発表されたのだ!

はっきり言ってありえねー!この事実自体がありえない。どう考えてもこんな日が来ることはなかったはずなのだ。これは夢なのですか?いえいえそうではありませぬ。

聞けば死ぬほどすばらしいティーンネイジ・シンフォニー。すべてが美しくつながり、いきいきと輝いているではないか。ブートで聞いていた『スマイル』は、しょせんホネ組みだけのデモテープだったということよ。あーすげーなーコレ。もちろん今のブライアンはまわりのあたたかいスタッフに囲まれて進んでいるんだろうけど、こんな伝説と真っ向勝負して、しかも勝利を収めることができるというのもすごいことだ。

聞いてない人は絶対聞くべき。言葉にできないほど最高。そしてオレのようなやつはブライアンにはげしく怒られたような気分もあじわうことだろう。がんばらなくちゃ。

​ ​