折原文庫

ヘルボーイ
2004.11.22

「ヘルボーイ」というキャラクターを御存じだろうか?ついこの間まで映画が公開されていたので、知っている人もいるかもしれない。

そのヘルボーイは、もともとアメリカンコミックのキャラクターだったわけだが、長年の人気をうけて映画化されたわけだ。

そのヘルボーイのマンガ家はマイク・ミニョーラという人で、まさにこの作品一作で天才の名を欲しいままにしているといっても過言ではない。

評判は人づてに聞いていたので興味はあったのだが、なんとなくチェックしていなかったところ、原作のコミックが日本語訳で発売されていることもあり、いろいろあって読む機会を得た。

で、感想はと言うと、ホントにスゴい。まさに眼からウロコでした。とにかく絵が素晴らしい。この人の絵は光と影によって描かれていて、ムダな線がほとんどないのが特徴だ。そして誰にも似ていない。いやーもっといろいろホメまくりたいのだが、うまい言葉が出ないぐらいオレはショックを受けた。あまりにも美しく完成されているのであります。

イラストとかに興味のある人は一度チェックしてみて欲しい。

ちなみにストーリーも面白い。ヒーローものやサスペンスもの、ホラーものなど、暗めの映画なんかが好きな人は気に入るハズ。

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