折原文庫

おもさげながんす。
2004.09.22

というわけでまたしても最近の感想。先日浅田次郎の「壬生義士伝」を読んだ。映画を見て面白かったと話したところ、人から「本の方が100倍イイ!」と言われ、どれどれと読んだのだが、これが100倍とはいかなくても、かなーりイイ!

オレはあまり日本の売れっ子作家の本は読まないので、もちろん初めて浅田次郎を読んだわけだが、映画からは全く想像だにしえなかった構成で展開し、それぞれのストーリーがからみあってゆく様など面白い。もちろん泣けるところはしっかり泣けるし、上下巻あったのに一気に読んでしまった。

主人公は新撰組の吉村貫一郎というヒトなのだが、その生きざまがカッコ悪くてカッコイイと思っちゃうわけだ。岩手出身というのもツボでごあんす。

男なれば必読!

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