折原文庫

スクーデリアのライブに行ったよ
2001.12.07

この前の土曜日にスクーデリアのライブを見に行ってきた。今回のライブのメンバーはまずベースがマイクロスターのPさんであり、ドラムが「POP GOES ON ELECTRO」というスクーデリアとマイクロスターとスノモー（実際はsnowhereというアンビエントユニットだった）が出演したライブで、スクーデリアのドラムとして登場していた堀さんだったこともあって、全員知り合いであったので、久しぶりにみんなの顔も見たいし、ということで積極的にお邪魔してみた。

しばらくぶりに見たスクーデリアのライブは、以前よりも力が抜け、とても自然にロックしているいいライブであった。

単純にびっくりしたのは客層が変わっていたことだ。アーティストとともにファンも歳をとる。昔のファンは後ろの方で落ち着いて楽しみ、多分最近好きになったんであろう若人は前方で身体全体をつかって楽しんでおった。

ライブ終了後に楽屋を訪ねてみたらまた驚いた。関係者に子供連れが多いのだ。足元を見下ろせばオレももう30歳。「風note」を作っている間に世間はこうも変わってしまったのか！オレはまさに三年寝太郎の気分であった。

そしてさらに驚いたことは、この年月のうちに自分の知らないところで東京クールスファイブが何故か有名になっていた！オレがこの日記で連載しているように、メンバーがそれぞれ飲み話程度にいろんなところで語っていたのだろう。打ち上げの席にいた人々のほとんどが東京クールスファイブを知っていて、しかもみんながメンバーになりたいと言っていた！みんな本気か？3年も前に長野の田舎でたった1回ライブをやっただけの銀蝿のコピーバンドがそんなにいいのか！おかげでオレなんか体重が増えたという理由でクールスファイブをクビになりかける始末。

初めて会った人達はスノモーのことなど知る由もなく、あくまでオレは「東京クールスファイブの人」として認識されていたようだ。しかしオレがどこのパートを担当しているのか知る人はなく、一時は「東京クールスファイブのCDを出したい！」と息巻いていた寺田さんまで「ところでオリはクールスファイブで何やってたの？」と言っていた。

とまあ、オレは何が言いたいかと言うと、まああまりないんですが（笑）、そろそろ「東京クールスファイブ物語」の連載をはじめないといけないなぁ。

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