Endorphine 1st year anniversary

'92年発売

ナイスミュージック(以下ナイス)のCDデビュー盤。エンドルフィンレーベルといえばその当時の看板アーティストはCMJK率いる「CUTEMEN」や「GULT DEP」など。そんなクラブ寄りのレーベルからなぜナイスミュージックに声がかかったのか不思議だったが、いとうせいこう氏と藤原ヒロシ氏のユニット「サブリミナルカーム」を聴いて納得した。つまりナイスはおおざっぱに言ってその中間ぐらいに位置するサウンドだったのである。
当時のエピソードをひとつ。このアルバムが発売されてすぐの頃、僕と清水はビクターでの打ち合わせの帰り電車に乗っていた。その車中で僕達の目の前に座っていた女子高生らしき二人組が何やらCDを手に取り話している。なんとそれは発売されたばかりのこのCDだった。よく見てみるとオマケのポスターまで持っている。次に彼女達はそのポスターを広げて見始めた。そこに自分たちの写真を発見した僕達は恥ずかしくて電車から降りてしまった。その彼女達はデビューしたばかりの僕達の顔など知ってるはずもなかったのだけど。
(佐藤清喜)